Banksias (学名:Banksia)
バンクシア

ヤマモガシ科。オーストリア大陸独特の植物で、全76種のうち75種がオーストラリア大陸固有種、59種が西オーストラリアにある。花期が長いものが多くまた、どこにでもあるので、いつ行っても何かしらの花が見られ、多くの品種が街路樹・公園樹として街角にも植えられている。生花・ドライフラワーとしても一般的に流通しており一部日本にも輸入されてい

Gum Trees(学名:Eucalyptus)
ユーカリ

フトモモ科。オーストラリアの代表的な樹種で、普段オーストラリアを旅していて普通に見かける自然の木はだいたいユーカリ。現地では一般的にGum TreeもしくはMalleeと言い、「ユーカリ」と発音しても通じない。コアラの食べ物として有名なユーカリ、約600種のうちコアラが食べるのは10数種のみ。アロマテラピーのオイルとしても有名で、殺菌力が強いため現地のお土産品にはユーカリオイル入りの石鹸などもある。成長が早く土壌を選ばないため世界各地で植林もされたため、日本でも江東区の夢の島に見事なユーカリ林がある。



Smokebush(学名:Conospermum)
スモークブッシュ


ヤマモガシ科。オーストラリアの固有種で、全部で32種。基本的には白い花穂を付けるものが多いのだが、一部青いものもある。パースの北1000km先から南極海沿岸まで、いろいろな種類が咲き、西オーストラリア・ブッシュの主役の一つ。


Wattles(学名:Acasia)
ワトル


マメ科もしくはミモザ科。オーストラリアの国花にもなっており、ほぼ全土に生育。その種類も約600種と豊富。早春に黄色い花をつける。日本ではアカシアの名前が有名だが、日本でのいう白い花を咲かすのはいわゆる似せアカシア。また現地では英語名のワトルが一般的。ちなみに、花の色の黄と葉の色の緑はオーストラリアの国の色にもなっており、ナショナルチーム(サッカー・ラグビー・陸上・バレー・野球等なんでも)のユニフォームはみんな緑と黄色。



Kangaroo Paw(学名:Anigozanthos)
カンガルー・ポウ


ハエモドルム科。ポウとは前足の意味。つまりカンガルーの前足。アニゴザントス属は約70種。その他園芸品種も数多くある。代表的なワイルドフラワーで、赤と緑のA.manglesii(レッド&グリーンカンガルーポウ)は西オーストラリア州の州花になっている。赤・黄・緑と花色があるが、園芸種ではピンクやオレンジのものもある。
同じアニゴザントス属の中で、手が短いのがキャッツ・ポウ(A.humilis)。また、属は違うが近種にブラック・カンガルーポー(Macropidia fuliginosa)がある。
生花やドライで切花になっており、世界中に輸出されてる他、日本国内でも栽培されている。